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定期テストに向けて。教室長の想い。

皆さん、講習会と道コン、お疲れ様でした!
ホッと一息つきたいところですが、
中1.2は定期テスト1ヶ月前となりました(現実)。

というわけで、
これから本格的に、定期テストへ向けて動き出します。
来週から声をかけていきますが、Webでもお伝えしておきます。

学習進度チェック。

道コンが終わったので、
定期テストに向け全力で対策を進めます。

具体的に何から始めるかというと、
(1)定期テスト範囲の塾プリントをすべて終わらせ、
(2)定期テスト範囲のiワークをすべて終わらせます。

「塾プリントが終わった!」という人は、
順次、iワークを持参して教室で解いてもOKです。
(家で進める自信がない人)

この2つが完成した人から、それらの2周目に取りかかったり、学校ワークやiワークプラスなど、個別に勉強するものを調整します。

進みが速い人はいろいろな教材に手を付けられますが、進みが遅い人はテキストを少なく絞って、そのかわり決めたものを復習までやり切ります(例えば、iワークのみに絞るが、3周するなど)。そのあたりは相談して決めましょう。

とにかく、【復習量=成果】と断言できますので、テスト範囲が終わっただけで満足せず、時間が許す限り3周・4周と繰り返し勉強するところまでがテスト勉強ということは忘れずにいてください。

来週からiワークの点検を再開しますので、週末を利用して少しでも多く取り組んでおいてください。言われてからやっているようでは、すでに出遅れていることになります。

続けて、定期テストにかかわるアレコレを紹介しておきます。

テストは忘却との戦いだ!

前回の定期テストが終わってから、塾に通う回数を増やしたり自習で残ったりして、また冬期講習会でも定期対策を優先した結果、前回よりも塾プリントやiワークの進みが良くなった人が増えています。

しかし、それで「定期テストで結果が残せる」と勘違いしていませんか。

右の『エビングハウスの忘却曲線』を見てください。ちょうど今、定期テストの1ヶ月を迎えましたが、復習しない場合は1ヶ月後に、覚えたことの79%も忘れてしまうということがデータとして明らかになっています。逆に、復習すればするほど記憶定着率が上がっていることもわかります。

これから迎える2月の定期テストは、試験範囲が3ヶ月分と広いのにも関わらず、副教科のオマケつき。1ヶ月かけて忘却と戦い続けた者だけが、結果を残せると言っても過言ではないでしょう。

量質転化→復習した分だけ成果につながる!

クドいようですが、テストまであと1ヶ月しかありません。

  1. 勉強量を増やす
    (1日24時間の中で勉強時間の配分を多くする)
  2. 勉強の理解力を上げる
    (1回勉強しただけで100%覚える)
  3. 勉強のスピードを上げる
    (少ない時間でたくさん進める)
  4. 勉強のヤル気を出す
    (人間が変わる)
  5. 暗記パンを食べる
    (机からネコ型ロボットがあらわれる)

さぁ、この中で「すぐに変えて結果につながりそうなもの」はどれでしょうか?そうですね、⑤の暗記パン…ではなく、①の勉強量を増やすが答えだというのは誰もがわかるはず。実は、自分で意識してコントロールできるものは勉強量以外、他にないのです。

『量質転化』という言葉があるのですが、ある程度の学習量が積み重なって初めて学習の質(理解力やスピード)が上がる、という意味になります。つまりテスト前の勉強に置きかえると、復習した分だけ勉強の理解が深まりスピードも上がって、成果につながるということ。成果につながったら「またやってみよう!」とヤル気も出ます。

逆に、いくら正しい勉強方法がわかっていても、やってみなければ本当の意味で自分のものになりません。「失敗は成功のもと」とはまさにその通りで、出来ない理由をあれこれ探すよりも、とりあえずやってみるくらいがちょうど良い。そんなものです。

↓暗記パンなんて知らないよ、という人のために↓

もしも「アンキパン」をもらったら
ドラえもんのひみつ道具は数あれど、大半は一度しか登場しません。「タケコプター」や「どこでもドア」のように何回も使われるものは、ごく一握りです。 タケコプター

目の前1ヶ月が、1年のすべてをかけた総力戦だ!

今までどうだったかは、関係ありません。現在やっていることの積み重ねが、未来につながる。これが真実です。

これから1ヶ月、やるべきことを集中してやり切った人が結果を残して、自分が希望する進路を選択できます。学年最後の定期テストくらい、「これだけやったんだから…!」と自分をほめるくらい全力で挑んでみてください。そういった人は、高校入試でも、その先の高校生活でも良い思いをすることができます。

逆に、思うがままに自分のやりたいことを優先したり、意思を持たず流されるように過ごした人はどうなるのかというと…。「やっぱりやってないから、こんなもんだよな。」と後で自分を正当化し、過去にとらわれた結果、望む進路が選べなくなります。望む進路が選べないから、当然、ヤル気も失われます。現在の過ごし方で、すべてが変わるのです。

部活など自分の都合に合わせて勉強するのではなく、これからテスト前1ヶ月は背水の陣、勉強に合わせてすべてのスケジュールを考えてみてはどうでしょうか。1年間のすべてをかけた総力戦が始まります。

学習スケジュールを決めます。

来週から順次、テストまで1ヶ月のスケジュールを決めます。塾に何回通うのか、自習はするのか、テスト前に回数を増やすのかどうか、確認します。

家でしっかり勉強できるなら通塾回数はいつも通りでOKだと思いますが、「家だと勉強がはかどらない」「現状では定期テストで結果を残す手応えが足りない」という人は、積極的に塾を活用してください。

わかっていると思いますが、今回の定期テストで今の学年の成績が決まります。成績次第で選べる高校が決まる、ということです。

これを機会に、どのくらい勉強すれば結果が残せるのか、一緒に考えましょう。なんとなく勉強して日々が過ぎるのではなく、1回1回の塾で何を勉強するのか、1日1日をどう過ごしてテストを迎えるのか、自分事と認識して行動することが大切です。

<通塾回数について>
現在、週1〜5回までコースがありますが、短期的に増やすか、長期的に増やすかで料金が違ってきますので補足しておきます。
※変更した分は、次のご請求に反映いたします ※税別表記

・短期的に、テスト前だけ増やす(指定回数だけ追加して増やす)
1回1,000円×増やした回数
例)4回増やした場合、+4,000円

・長期的に考え、コースを変更する(3ヶ月以上の変更)
週の通塾回数に合わせ、月々の授業料を変更します
→料金表はこちらから https://www.hokudaicoach.com/course/

月曜自習開放+日帰り合宿3Days

今回は、私自身もやるだけのことをやって、悔いを残さない覚悟でテスト前の対策を行います。2月は休日返上で教室を開けます。

2月の月曜日は、無料で自習開放

2月1日(月)・8日(月)・15日(月)は通常授業が入っていない日になりますが、無料で自習開放します。iワークや学校ワークなどを持ってきて勉強してOKです。
※希望人数により、席を調整する可能性があります

2月の休日は、日帰り合宿を実施

次に、テスト直前の2月7日(日)・11日(木祝)・14日(日)の3日間は、日帰り合宿と称して1日6時間+オマケ1時間、特別開講します。
(申し訳ありませんが、コチラは有料です)

9:00〜16:00は45分×8時限、時間を計って勉強します。
その中では、塾プリントの他、過去問を使って勉強することもできますし、iワークや学校ワークなどを持ってきて勉強してもOKです。

ラスト16:00〜17:00は、教室長松浦からのサービスタイムです。
1時間残って、持ってきた教科書・ワーク・プリント類を使って、一緒に副教科の勉強をしましょう。私もその中身を覚えているか、チェックして回ります。(過去問も少しあります)

日帰り合宿は、学習テーマを決めて参加する

そして、日帰り合宿に参加する人は、事前に学習テーマを決めてもらいます。ただ何となく参加するのではなく、やると決めた勉強を、1日通してやり切ってほしいからです。

決めたテーマは私もチェックしますが、「テスト前に優先してやるべきことは何か」という点を、気をつけて見ます。

割と多いのが、不安な気持ちから「テスト前にやたらと難しい問題ばかり時間をかけて解く」という人。そういった人に限って、今まで解けていたことも復習をおろそかにして忘れてしまい、本番でミスを重ねる傾向があります。

また「得意教科ばかり勉強する」「国語をやらない」「学校ワークは解答を写して終わり」など、バランスの悪い勉強をする人も多いですね。自分ではなかなか気づけない部分でもあるので、テストを迎える全体の流れの中で、日曜日を活用してどう勉強するのがベストなのか、アドバイスします。

最後に。

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
今回は盛りだくさんなテスト対策になっております。

最後に、皆さんに一つお伝えしたいことがあります。

いつもは部活や習い事など自分の予定に合わせて勉強しているのだから、1年間最後の定期テスト前の1ヶ月くらい、勉強中心に予定を組んでほしい。

ということです。
正直な気持ちをいうと、部活や習い事を休んで勉強しに来てほしいくらいです。

やるだけのことをやってもいないのに、勉強が得意とか不得意とか、決めつけることに何の意味もないと思います。そうやって過ごした先にあるのは、「〇〇だから仕方ない」と言い訳ばかりする未来です。出来たことも出来ないことも素直に受け止めて、主体的に行動できるよう、生徒たちには成長してほしいと願っています。

どういう想いで今回の定期テストを迎えるのか、ご家庭の中でも話してみてください。
よろしくお願いいたします。

教室長 松浦

塾の日々
個別指導北大コーチ