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教室長から

教室長から

教えることの本質

皆さん初めまして!
北大コーチ教室長の松浦です。

北大コーチは「塾なのに答えを教えない」という、ちょっと変わった方針を持つ学習塾です。「教えないのに成績は伸びるの?」と疑問を持つ方もいるかもしれませんが、それはもしかすると、勉強の本質が見えていないかもしれません。

 

私も昔は、解法を教える指導、いわゆる一般的な塾の先生のような教え方をしていました。

するとどうでしょう。生徒は私のところに、答えを聞きに来るようになったのです。模範解答をよく読まずに、自分で考えもせずにです。この方法でも、短期的には成績は上がります。しかし「指示待ち人間」になる傾向が強く、塾という存在がなければ勉強ができなくなってしまいます。

そしていつの間にか私も、「生徒はこうあるべき」とか、「点数アップには、絶対にこれをしなければいけない」とか、考えを押しつけ、型にはめて勉強させる方法を取っていました。これでは生徒の可能性を押し縮めて当然です。

 

いま私が思うのは、答えを教えるのは教師の自己満足でしかなく、「教えない指導」こそが生徒の能力を引き出す最善の方法だということです。

だから北大コーチでは、型にはめるような指導はしていません。理想的な方法や成功例を示しますが、あくまでも押しつけることはせず、”その子らしさ”を引き出すことを前提としています。

その成果は、新規開講以来の進学実績が物語っていると自負しています。

子どもの成長に大切なこと

いま、私が生徒と接する時に大切にしていることが、3つあります。

 

まず1つ目が、安心感を与えること。

思春期の子どもが求めているのは正論ではなく、「よくやった!」と大人から認められることです。その一言が子どもを安心させ、次の一歩を踏み出させます。私は誰よりも、生徒の頑張りや成長に気づいてあげられる存在でいたいと考えています。

2つ目に、後押しすること。

チャレンジする気持ちが生まれたら、どんなことでも「やってごらん!」と尊重します。その結果、失敗するかもしれませんが、悔しいと思えるほど本気で勉強に打ち込む人の方が、壁を乗り越えて大きく成長するものです。

そして3つ目に、信じること。

自分で決めたことであれば、大人から見て不十分であったとしても、余計な手出しをせずやり抜かせます。「この子なら、絶対にやり遂げるはず!」と信じて任せることが、自発的な行動をおこすきっかけとなります。

 

子どもたちの可能性は無限大で、私は今までに大人の経験や価値観を超えて成長する生徒をたくさん見てきました。そういった生徒たちに共通しているのは「自分の意志を持ち、自分の頭で考え、自分の手を使って勉強する」といった学習姿勢です。

これからも北大コーチは、学ぶことや生きることの本質に目を向け、生徒と共に学び合いながら、活気に満ちあふれた塾を目指していきます。

教室長紹介

松浦 孝明(マツウラ タカアキ)

塾経営の父の影響を受け、教育業界へ飛び込む。以来、一斉指導・個別指導・家庭教師として講師歴は20年超。現在は北大家庭教師センターの個別指導部門を立ち上げ、個別指導北大コーチの教室長を務める。

モットーは「生徒の考える力を引き出すこと」。知識を詰め込むのではなく、小・中・高・大・社会人となっても通用する”真の学力”を追求する。伸び悩みの本質をつかんだ的確な指導で、東西南北を始めとした合格実績は多数。

部長も務めた硬式テニスは、今も現役。一人娘の子育てに奮闘中。札幌生まれ、札幌育ち。