最近、個人塾の塾長さんとのお付き合いが増えてきまして、
教室を見に行ったり、塾や教育のことを話し合ったりと、
外からの刺激を受ける機会が多くなってきました。
(塾業界はとちらかといえば閉鎖的なので、本当にありがたいです!)
そのような動きの中で気づいたのが、地域で評判の塾さんは、
生徒の成績を上げることが使命と考えている一方で、
「自分の塾は何が強みで、何を保護者さんや生徒さんにしてあげられるか」
を真剣に考えていました。
例えば、札幌エリート塾の高塚先生。
保護者さんとの面談は、一切していないそうです。
「子どもを笑顔にすれば、保護者さんは絶対に喜んでくれる。」
という信念があり、日中の保護者面談に使う時間をすべて授業準備に使い、
授業の質を上げることに全力を注いでいます。
例えば、共律塾の佐藤先生。
「自分から勉強するようになれば、自然と成績は上がる」
という信念を持っているので、不必要に教えることはしません。
学校の先生よりも、保護者さんよりも勉強の良き理解者となり、
心地よく勉強に没頭できる学習環境を作りあげています。
自分の信念はどうかというと…
真っ先に思い浮かぶのが、「大学の部活」なんですよね。
私は大学時代に硬式テニス部に入っていまして、
4年間、黄色いボールを追いかける毎日を過ごしていました。
ちょっと大学の卒業アルバムを引っ張り出してきたので、
勝手に紹介(笑)させてもらうと…
体シャープですが、今より6〜7kg太っていました!(筋肉分)
あの時の腹筋はどこにいったのやら…。
そして錦織くんを彷彿とさせるフォーム!(自己評価高くてスイマセン)
わかる人はわかると思うのですが、
握りが厚くて得意ショットはフォアドライブでした!
60名を超える大所帯の部活でしたが、キャプテンも務めさせてもらいました。
さらにバイトは、
・塾講師 ・家庭教師 ・テニスのアシスタントコーチ ・深夜のとんでん
と、最大で4つ掛け持ちし。
学業の方ではゼミ代表も務めさせてもらって、
経済学部だったので、「もしドラ」で有名になったドラッガーなど、
経営戦略論を専攻して学んでいました。
今思うと、よく全部回していたなぁと、我ながら感心してしまいます(笑)
少々道がそれてしまいましたが、
私が目指したいのは「部活みたいな塾」なのだと思います。
【勝利】という一つの目標になって、一丸となって戦う。
あと先ばかり考えず、目の前のことに全力で挑む。
やっていて楽しいから、時間を作ってでも練習する。
仲間がいるから、競い合うように成長する。
先輩の姿から学び、経験を後輩に伝えていく。
これが勉強で実現できたら、最高だと思いませんか!?
そして他の塾さんを見学して思ったのが、
我が北大コーチの生徒の凄さ。
もちろん、各々の塾のカラーはあるのですが、
自発的な学習の姿勢、黙々と集中して勉強する姿は、
どの塾さんにも負けていないと思いました!
とても誇らしいです。
こうやって根づいてきた塾の文化は、
未来永劫、受け継がれていくものだと思っています。
いま私が、部活に熱中していた頃を思い出すように。
「北18条界隈で、自分の可能性にチャレンジできる塾No.1」になれるよう、
これからも邁進して参ります!