月日が経つのは早いもので、あと2週間後に、中3生は公立高校入試を迎えることになります。
長い期間準備を重ねてきましたが、受験が目前に迫ると「あれもしなければ、これもしなければ…!」と気持ちがそわそわし、いつも通りに過ごそうと思っても、何だか落ち着きませんよね。
予想模試の際に皆さんにお伝えしましたが、ラスト2週間の取り組みと、受験当日に気をつけてほしいことをまとめておきます!
受験へ向けて(〜3/5/月まで)
受験までの2週間(〜3月5日(月)まで)は、【今まで勉強してきたことの振り返り】をメインに、勉強に取り組みましょう。
決して、「○○しなければダメだ…」と気持ちを追い込まないでください。本番が近づくと不安な気持ちがつのり、ネガティブになりがちです。
「今日はこれができるようになった!」と、1日1つずつでも出来ることを増やすような感覚で、前向きに、ポジティブに取り組みましょう!
新しい勉強に取り組むのは控えて、今まで勉強してきたことを復習する。
・入試用問題集(フォレスタゴール) |
「新しい知識を得ること」ではなく、「今まで勉強してきたことの記憶の整理」を念頭におく。
一度は完璧に覚えたことでも、入試は3年間もの膨大な範囲から出題されます。2週間後の本番まで記憶が留まっているとは限りませんので、しっかり記憶のメンテナンスをして、いつでも使える状態にしておきましょう。 |
「難しい問題を解くこと」ではなく、「目標点を超えること」を目指す。
今まで出来なかったことを、最後の2週間で無理に鍛える必要はありません。大事なのは目標点を超えること。今の自分に出来ることを冷静に考え、やるべきことの優先順位を間違えないように気をつけましょう。 |
受験当日(3/6/火)
1回限りの本番です。プレッシャーがかかって当然ですし、実力が発揮できなくて当たり前。実力の80%でも発揮できれば、十分だと思います。
余計に気負う必要もなく、今まで勉強してきたことを、いつも通りやるだけです。特別なことなどせずに「解ける問題だけしっかり解こう!」と、気楽に挑んできてください!
難しい問題が出ても、あせらない。
どれだけ練習を積み重ねても、本番では苦手な問題や、見たことがない傾向の問題が必ず出ます。その時は「どうせ周りもできない」と開き直って、解ける問題だけ解ければそれでOK。あせるだけ損、自分があせる時はみんなあせっているものですよ。 |
時間がかかりそうな問題は、後回し。
時間がかかりそうな問題は飛ばして、解ける問題から順々に解き、サッと全体を解くこと。それから残り時間を見て、難問に時間をかけるのか、それとも見直しに力をいれるのか、落ち着いて判断しましょう。難しい問題を解くよりも、得点が取れそうな問題を確実に解くことの方が大事。 |
スッキリとした頭で受験し、実力を発揮しよう。
頭がスッキリと目覚めた状態で挑むために、試験当日は、朝7時には起きる必要があります。その日だけ起きようとは決してせずに、2週間くらい前から同じ生活サイクルで過ごし、無理なく本番も起きられるようにすること。(夜も12時までには寝ること) |
受験を振り返るのは、受験が終わった後で。
各教科が終わっても、休憩時間中に入ったら、すぐ次の教科のことに気持ちを切り替えること。受験テキストに目を通したり、軽くストレッチや歩くなどしてリフレッシュします。周りに友だちがいても話し込んだり気を使ったりせずに、自分のことに専念してください。 |
最後に、入試が終わった後は自己採点をしましょう!良かったら一緒に答案を見るので、塾に来て採点してもOKです。
泣いても笑っても、受験まで最後の2週間。「よくここまでやり切った!」と、結果に関係なく清々しい気持ちで入試が終えられると良いですね。塾の方でも、ベストを尽くせるように最後までサポートして参ります!