4月道コン結果発表!
4月道コンの結果が出ました。新学年の行方を占う今年度第1回の道コン。上位成績者を発表します!
中学生編(全教科合計SS)
- OHくん SS70.2!北辰中3位!
- OHくん SS69.5!北辰中5位!
- TYくん SS69.2!北辰中7位!
- YIくん SS63.6!
- HNくん SS63.5!
- OSくん SS68.9!北辰中2位!
- YTくん SS64.1!北辰中10位!
- TNさん SS60.6!
- WMさん SS70.3!北辰中1位!
- WKさん SS69.1!北辰中2位!
- IAさん SS68.4!北辰中3位!
- ARくん SS67.5!北辰中4位!
- SMくん SS66.7!北辰中6位!
- KYさん SS65.6!美香保中2位!
- KSさん SS60.8!
小学生編(全教科合計SS)
- KMさん SS64.2!
- IMさん SS61.7!
- MKくん SS67.7!全道16位!
- YKさん SS64.4!全道53位!
- SNさん SS62.0!
どんな道コンだった?
全道平均点
国語 | 数学 | 社会 | 理科 | 英語 | 合計 | |
中3 | 54.9 | 46.7 | 48.8 | 52.5 | 52.0 | 255.1 |
中2 | 57.6 | 41.1 | 59.5 | 50.8 | 62.1 | 271.2 |
中1 | 57.9 | 48.9 | 60.0 | 56.2 | 60.9 | 284.2 |
※平均点=SS50となります
数学の平均点が低い
数学の平均点が、全学年でそれぞれ最も平均点が低く出ています。日頃の勉強や定期テストとは違った、道コン独自の難しい問題が出てくるからです。
基礎を大事にして失点を防ぐのが最優先ですが、そこから先は、道コンの過去問をたくさん解いて形式に慣れるのが最も効果的です。本気で高得点を狙うなら、道コン過去問を4~5年解くつもりで勉強しましょう。
社会は中3のみ平均点が低い
社会は中3のみ平均点が10点ほど低く出ています。中3を教科ごとに見比べても、数学に次いで2番目の低さとなっています。
実は公立入試でも、社会の平均点が低い傾向が続いています。文章で答える記述問題、読み取りが必要(=単純暗記が通用しない)問題、完全解答の問題などが多く出題されるようになったからです。
加えて中3からは、選択問題(授業の進みによって選べる問題)が少なくなるため、得意な単元を選んで解答することができなくなることも影響しています。
「社会は暗記教科だから楽勝」というのは、ひと昔前の考え。数学同様に道コン過去問のやり込みが必要です。
英語の差が激しい
英語も社会同様、中3のみ平均点が低く出ています。英語は積み重ね教科なので、中1がわからなければ中2、中2がわからなければ中3の勉強がわからなくなるという特徴があります。採点していても、英語が得意な人と苦手なままずっと来ている人の間で、差が開いていっている印象が強いです。
道コンデータの得点の分布を見ても、中3の平均52.0点に対して、それより低い25~40点のところに得点分布の山の頂点が来ていました。出来る人と出来ない人で最も差がついているのは、間違いなく英語です。
ちなみに実際の公立入試でも、英語の得点が低くて受けたい高校が受けられないケースが増えてきました。早いうちに手を打たないと、後の志望校選びに大きな影響が出ます。
またさかのぼると、小学→中学に進学した時にその差が決定的になっている印象を受けます。なぜなら、小学の時はコミュニケーション中心の英語ですが、中学に進んだ途端、急に『書き』のスキルを求められるようになるからです。現在小学生の皆さんには、今の内から英語の準備をしておくことを強くお勧めします。
どんな人が高得点を取っていた?
中3は2年分、中2は1年分と、今まで経験したことがない広い試験範囲でした。いつも通りにやったつもりでも、十分手が回っていない感覚をもった人が多かったのではないでしょうか。
それでもしっかり高得点を狙って取った人はいて、その人たちは次の2つのどちらかに当てはまります。
①勉強のスピードが速い(同じ時間でもたくさん進む)
②勉強量が多い(1日で多くやる、早い時期から始める)
ちなみにこの2つですが、①のスピードを急に上げることはできません。②の勉強量を増やすことから始めて、その結果①のスピードも上がって、得点がグンと上がります。ジワジワ上がるよりも、コップに水を溜め続けて表面張力を超えた瞬間で一気にこぼれるように、一定の勉強量を超えた時に変化があらわれることが多いです。
次回の道コンは8月上旬です。今回の反省を糧にして、勉強の量だったり取り組み始める時期だったり、工夫を重ねて挑みましょう。
読書=読解力が身につく?
「ウチの子は本を読む割に国語の得点が取れていない気がする…」と相談いただくことが多いのですが、私は本を読むのと国語の問題を解くのは、性質が違うものだと思っています。
端的に言うなら、国語は【言葉探し】です。読んだ人の感想は求めていないですし、聞いてもいないことを答えたらバツになります。どちらかというと、読書よりも『ウォーリーを探せ』に近いのではないか、と最近は思っています。緻密でカラフルでたくさんのキャラクターが書かれた一枚絵。その中から、赤のシマシマの帽子と服を着たハデなおじさんを探す、アレです。
知っている人は、「ウォーリーを探せ!」と言われるだけで探せます。ところが知らない人にとっては「赤のシマシマ」「帽子」「メガネ」など、情報を追加しないと探すことができません。国語の場合は、一枚絵が長い文章で、探すための情報が問題文になります。読書とは一味違った探し方の訓練が必要、ということです。
ただ、色々な本を読むと語彙力が増えたり、たくさんの物事を知れるので「はいはいこの話ね。」と文章の予測がつくようになります。予測がつくと探すスピードが速くなり、精度も上がります。そういった意味では読書は大事なのですが、やはり【言葉探し】と両輪で訓練をするのが重要です。
では、どうやって勉強すれば良いのでしょうか。勉強のやり方がわからなくて悩むのが、国語という教科です。小学生の家庭学習用にオススメしたい市販教材があるので、紹介しておきます。
タイトル通り、1日5分程度で解けるので毎日続けられます。国語の勉強はまとめてたくさんやってもすぐ成果が出るものではないので、習慣的に続けやすいというのが教材を決める際に大事なポイントになります。
また文章が短めなので【言葉探し】の練習に最適で、あらゆるジャンルの文章で問題が作られているため、教養や語彙力を増やすのにも役立ちます。
学年別で販売されているので今の学年から始めても良いですし、前の学年から始めて勢いをつけてもOK。国語の勉強のきっかけづくりに、ぜひ朝学習などに活用してみてください。(我が家でも導入しています!)
時間割の調整。
すでにご案内差し上げておりますが、教室の利用状況に合わせて、4月14日(月)の週から時間割を調整しております。
- 月曜日の開講を延長し、終了が21:20となりました。これにより月曜日から金曜日まで、全日21:20まで勉強できるようになりました。
- 土曜日の開講を短縮し、16:00〜17:35の開講となりました。
- 週2回以上通塾の小5.6は、土曜日の16:00〜17:35も選べるようになりました。
また、学年が変わったことで各曜日の利用状況が変わったため、個別に声をかけて通塾曜日の調整をお願いしております。再び調整をお願いする場合もありますので、その際はご協力をお願いいたします。
ゴールデンウィーク休講。
4月28日(月)〜5月6日(火祝)の期間は、ゴールデンウィーク休講とさせていただきます。
- GW休講の週を除いて年間42週を確保しているので、4月28日(月)〜4日(日)は振替の必要がありません。
- 5月5日(月祝)・6日(火祝)は、第4週と重なっているため振替をお願いします。
※夏休み前の調整日にて振替ができるので、
急いで振替をしなくても大丈夫です。
今後の予定。
4/ 28(月)〜5/4(日祝) | ゴールデンウィーク休講 (振替の必要ナシ) |
5/5.6(月祝.火祝) | ゴールデンウィーク休講 (授業振替 → 夏休み前に調整日アリ) |
5/7(水) 以降 | 通常授業再開 |