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コーチ通信【25年3月20日号】

公立高校の合格発表。

本原稿の執筆当日が、公立高校入試の合格発表の日でした。現時点でわかっている合格者をお伝えさせていただきます。

  • MKさん 北高 合格!
  • TYくん 西高 合格!
  • THくん 国際情報高 合格!
  • WKくん 手稲高 合格!
  • HSくん 手稲高 合格!
  • NKくん 新川高 合格!
  • TAくん 新川高 合格!
  • THくん 北陵高 合格!
  • TYくん 平岸高 合格!
  • KHさん 石狩南高 合格!
  • TJくん 石狩南高 合格!

国語と英語の得意を活かすために数学の安定を狙ったり、逆に得意の数学で高得点を狙ったり。持ち前の粘り強さで誰よりも学習時間を積み重ねたり。思い返すだけでも、それぞれが自分にできることを最後までやり抜きました。それが合格という最高の結果に繋がって本当に良かったです!

そして嬉しいのが、入試が終わったそのすぐ後から、高校の予習をしにみんな塾に来て勉強していることです。中には卒業式の日まで来ている人もいました。そのひたむきな姿勢は、多くの人が次の目標となる大学受験に向けて、大きな礎となるはずです。これから先のさらなる活躍、楽しみにしています!

追記:25年3月と24年3月の合格実績

(25年4月24日追記)
ブログを読み返してわかったのですが、
24年3月(昨年)の合格実績を掲載していませんでした!
というわけで、今年・昨年の合格実績を追記しておきます。

※併願した私立高校は掲載を省略しています

25年3月の合格実績(今年)

MAさん 北高合格!
TYくん 西高合格!
THくん 国際情報高合格!
HSくん 手稲高合格!
WKくん 手稲高合格!
TAくん 新川高合格!
NKくん 新川高合格!
THくん 北陵高合格!
TYくん 平岸高合格!
KHさん 石狩南高合格!
TJくん 石狩南高合格!
NAくん 北海高合格!
OAくん 北科大高合格!
FKくん 創成高合格!
NMさん 創成高合格!
SMさん 山の手高合格!
KSくん とわの森高合格!

大所帯の学年でした。
のんびりした生徒が多くて、
中2までは少しでも勉強量を増やそうと
あの手この手で働きかけたのは良い思い出(笑)。

それでも、夏期講習を経て受験生の顔に。
本当に最後まで忍耐強く勉強してくれました。
最終的には、当初よりも
ワンランク上の志望校に合格した人が多かったです。

また年々、
公立高校ではなく「私立高校を狙う人」が増えています。
みんなしっかり納得した高校に進学できたので、
これからの活躍も楽しみで仕方ありません!

24年3月の合格実績(昨年)

OHくん 北高合格!
STくん 北高合格!
SYくん 東高合格!
TKさん 国際情報高合格!
MEくん 北陵高合格!
KMくん 光星高合格!
OSくん 龍谷高合格!
NAさん 大谷高合格!

今年よりも少数精鋭の学年でした。
目標が高い生徒が多かったので、
中3の早い時期から受験体制が整った印象が強いです。

早く来て遅くまで自習して、
勉強量の積み上げがとにかく半端なかったです。
上位進学校に合格するだけの努力をしていました。

きっと今年の受験生も、
その姿を見ていたからこそ受験期に
踏ん張れたのだと思います。

どんな高校入試だった?

昨年は数学の平均点が最も高く、社会の平均点が最も低い高校入試でしたが、今年はどうだったのでしょうか。私自身が問題を解いた感覚と、生徒たちから聞いた実感からわかった特徴をお伝えします。

<公立高校入試の平均点>

国語数学社会理科英語合計
22年3月70.047.652.954.656.1280.3
23年3月54.247.441.035.450.6228.6
24年3月46.448.838.238.541.0212.9
25年3月
(今年)

国語

古文が大問1の中に含まれるなど形式の変更がありましたが、難しさが変わったようには感じませんでした。与えられた状況や条件に合わせて解答する実用的文章の配点が高かった(大問3・4合わせて40点)ですが、道コンでもこの形式はおなじみになっていたため、相応に対策していれば得点しやすかったはずです。

数学

昨年平均点が最も高かった数学ですが、今年の出題も易しめでした。昔の裁量問題の頃のような難しい問題は息を潜めています。変わって増えたのが、考え方や解き方など、答えにたどり着くまでの過程を書き出す問題です。日頃から式や計算を書き出して、他人に説明できるように練習しておく必要があります。

社会

昨年平均点が最も低かった社会は、今年も「資料から読み取ってわかったことを文章で書き表す」問題が多く出ています。暗記一辺倒で答えられる問題が減っているので、「社会は暗記教科」という認識自体を変えなくてはなりません。用語そのものを覚えて満足せず、なぜそうなるのか、理由を答える練習が必要です。

理科

大問3が化学・大問4が電流・大問5が地震と、後半3題に苦手な人が多い分野が固まっていました。冷静に一問一問を見れば解ける問題がしっかり用意されていましたが、生徒に感想を聞くと「難しかった」と答える人が多かったです。発表された道コンの分析によると「大幅に易しくなった」とのことですが、生徒の感じ方とギャップがあったのが印象的でした。

英語

会話の流れで答えたり、自由に英作文で答えたりする問題など、英語が苦手な人にとっては答えにくい問題が多く出ていました。数学以上に英語で差が開く傾向は、今年も続いていたように思います。またどの生徒からも「リスニングが早くて聞き取りにくかった」という話が出ていました。

まとめ

前年から難易度の調整は入ったものの、似た傾向が続いたように感じます。暗記よりも考える力が試される問題が多くなっています。

一番差がつくのが英語です。小学生の内から経験を重ねてきた人は高めの得点で安定しますが、中学生からあわてて始めた人は「何を勉強したら良いかわからない」という状況に陥りがちです。従来は理系教科で差がついていましたが、ここ数年は文系教科の攻略がカギとなるケースが増えているので、受験対策のバランス感に注意が必要です。

ちなみに道コン事務局の分析によると「5教科合計で20点程度得点しやすかった」とのことです。もう少し後に正式な平均点が公表されるので、来年の受験生(現中2)は引き続き動向を気にしながら受験勉強に取り組みましょう。

全学年)春期講習。

全学年対象に春期講習を実施します。実施期間は3月26日(水)~31(月)で、続けて4月1日(火)~3日(木)に北海道学力コンクールを実施します。

また春期講習に先がけて、3月上旬に『カミングスプリング』を配布しました。春期講習が始まるまでに完成させるのが目標で、終わった人から順に『道コン過去問』を渡しています。

すでにカミングスプリングが完成して道コン過去問を渡した人もいます。SS60超えを狙う人は道コン過去問を3〜4年分は解いて欲しいので、試験日から逆算して勉強するペースを決めて取り組みましょう。

全学年、新学年に上がります。

春期講習から、学校よりも一足先に新学年でのご案内となります。特に新中1と新高1はコースが切り替わるので、注意してください。

小6)4月から新中1コースに。

4月から新中1となるので、授業が中学生コースに変わります。4月以降のコースについて、生徒に案内を渡しております。コース選択でわからないことがありましたら、個別にご連絡ください。

中3)4月から新高1コースに。

現在の中3は春期講習から新しく『高1』となります。また3月まで通塾する生徒は、3月26日から始まる春期講習に無料で参加できるので、高校進学の準備をしっかりやって、進学に備えましょう。

4月以降も継続して通う生徒は、配布している高校生コースの案内の通り、4月分の授業料が半額となります。「まだ入学してからのことがわからない」という人は、まずは環境を変えないまま勉強して、6月に実施される定期テストに向けて流れを作るのがお勧めです。わからないことがあれば、個別にご相談ください。

飲食物のルールについて。

学校帰りに塾に寄るなど、疲れたりお腹が減ったりするシチュエーションで勉強するケースがあります。そういった人には、栄養を補給して勉強を頑張れるよう、休憩時間に軽く飲食物を取ることを認めています。あらためて飲食物のルールのご確認をお願いいたします。

  • 飲食物(あめやグミ類も含む)は、勉強に集中できるよう特別に許可しています。
  • 持ってくる場合は、自分がその日必要な分だけにしてください。
  • 友だちにあげたり、交換したりすることは認めません。
  • 許可するのは休憩時間のみです。授業中は一切禁止します。
  • ルールを守れない人は、持ち込みそのものを禁止します。

判断がつかない場合は、個別にご相談ください。基本的には、学校に準じたルールを考えています。

今後の予定。

  26(水)春期講習 ~31(月)
4/ 1(火)小学 :道コン
  2(水)中2.1:道コン
  3(木)中3  :道コン
(4/4金〜6日 休講)
  7(月)2025年度 通常授業開始