行動を振り返ってみましょう。
このお便りがご家庭に届くのが、20日頃。ひと足先に定期テストが終わった中学校もありますが、北辰中の定期テストは21日なので、これからの実施となります。
さて、今回の定期テストに向けた勉強は満足のいくものだったでしょうか。
ある人は、学校の授業に遅れず学校ワークを家庭学習で進めて、余裕もってくり返し勉強できていました。その逆で、学校ワークを先延ばしにした結果、テスト直前はそれを埋めるだけの勉強になっている人もいました。
またある人は、塾プリントの先取りが順調に進んで、そのままの勢いでiワークを3周復習することができていました。その逆で、塾プリントが思ったように先に進まず、学校の授業から遅れて苦しい思いをした人もいました。
3つのケースが気になっていたので、どうすれば解決できるのか考えてみましょう。
先延ばしにしがちな人
「まだ時間がある」と思って先延ばしにする人は、自分で実現可能な範囲で良いので、決め事を作るのがオススメです。例えば【1日1p×2教科】とか【学校で進んだ分を1週間の中で完成させる】といったようにです。
気を付けてほしいのが【1日10p×5教科】など、とうてい実現できないような分量を課すことです。確かに1日くらいは全力で取り組めば出来るかもしれませんが、長続きしません。
「このくらいなら無理なくできるかな」という量からのスタートで構わないので、とにかく習慣的に取り組む姿勢を作るのが大事です。定期テストの範囲はそれなりに広いので、長期間、ペースを保って勉強することができないと伸び悩みます。
勉強に時間がかかってしまう人
学年が上がって、勉強する内容が難しくなりました。特に数学と英語は、前の学年の勉強がわかっていないと新しい学年の勉強も理解しにくいので、つまずくことが多い教科です。
気を付けて欲しいのが、塾に週3回通っていても、数学や英語が塾プリントが学校よりも遅れてしまう人です。遅れたらすぐにもう1回塾に来て、勉強するようにしましょう。あるいは、1対1指導をつけて手取り足取り教えてもらうのも効果があります。事前に塾で勉強しておいて、学校の授業がわかるような形を作っておくと、勉強のペースが良くなってきます。
わからないことは、決して恥ずかしいことではありません。わからないところはむしろ”伸びしろ”で、そこが出来るようになるからテストの得点が上がるのです。「塾に通うこと」が目的にならないように、どうすれば状況が変わるのか、自分に向き合ってみましょう。
つい楽をしてしまう人
最近気になっているのが、部活を言い訳に平気で時間に遅れても気にしていない人や、勝手な都合で予定を変える人、理由なく時間に遅れてくる人です。
あくまでも部活はやりたくてやっていること。それを優先しているのだから、決めた塾の時間は守ること。時間や約束を守らない人で成績が良かった人は、見たことがありません。
楽をしてしまう性格の人こそ、塾をうまく活用してください。時間や約束を守って、決めた時間、集中して勉強に取り組むのが成績アップの第一歩です。自分にとって大変に思う事にこそ、成長のカギが隠されています。
定期テストは、実力ではなく準備で結果が変わります。これから答案が返ってきますが、ぜひ皆さんに振り返ってほしいのは「どれだけの準備ができたか」です。勉強が難しい、苦手だと思うなら、人より前に準備を始めれば良いだけの話し。差がつくのは、テスト2~3週間前を迎えるその前の期間だということを、肝に銘じておいてください。
高校生のテスト結果。
6月上旬に実施された高校生の定期テストが、続々と返ってきています。
小・中学生の皆さんは、高校生になったらどのくらい教科数が増えるのか知っていますか。例えば高1なら、【数Ⅰ・数A・英C・英表・現代文・古文・化学基礎・生物基礎・世界史・政治経済】といったように、5教科×2科目=10科目もあります。100点満点のテストが10個あるのです。
加えて高校は部活の終了が遅いのと、中学校よりも通学に時間がかかるので、運動部をしている人は帰宅してから勉強を始める時間が20時、ご飯やお風呂に入っていたら21時や22時になることもしばしば。
そんな中、北大コーチに通っている高校生たちは日頃から勉強の手を緩めることなく、しっかり勉強を積み重ねて頑張っています。手が回り切らなかった教科もありましたが、どの生徒も概ね平均点+10〜20点は取れている印象です。まだ正式な偏差値や順位が出ていませんが、それを見るのが楽しみです。
先ほど「定期テストは実力ではなく準備で結果が変わる」と伝えましたが、高校生は中学生以上にその差が顕著に出ます。中学生の内に勉強の仕方を身につけておけば、高校に進学してから必ず良い思いができます!
小学生は全国学力テストがあります。
7月4日(火)〜の週から、全国学力テストを実施します。少しだけ変更点があるので、お伝えしておきます。
まず名称が「学力診断テスト」から「全国学力テスト」に、より内容が伝わりやすくなるように変わりました。
また対象学年は小5と小6の2学年です。全国学力テストは中学に進学した後の定期テストを想定しています。テスト範囲に合わせて準備をして、テストを受けて出来を確かめ、結果に合わせて復習する。この学年から、定期テスト対策と同じ流れで勉強をします。
最近、塾プリントの予習や小学生ワークで家庭学習をしっかりやる人が増えてきました。その影響か、「100点取りました!」と嬉しい報告がたくさん届くようになりました。全国学力テストはまたそれと違った実力が見えてくるので、ぜひさらなる成長につなげていきましょう!
夏期講習に向けた準備。
今回、夏期講習の案内を同封しました。日程や時間帯など、チェックをお願いします。以下、講習に向けた流れや学習内容を簡単にまとめました。
7月上旬) 夏休みテキスト配布 | □夏期講習を迎えるまでに完成を目指す □早く終わった生徒は、道コン過去問を先行実施 |
7月26日) 夏期講習スタート | □塾プリントで弱点単元を復習します □道コン過去問で仕上がりチェック □進みが速い人は道コン過去問の違う年度を追加 |
8月8.9日) 小学生道コン | □8日 →小1.2.3.4は9:30スタートで国.算 →小5は9:30スタートで国.算.社.理.英 □9日 →小6は9:30スタートで国.算.社.理.英 |
8月10.11日) 中学生道コン | □10日 →中2は9:30スタートで国.算.社.理.英 →中1は14:10スタートで国.算.社.理.英 □11日 →中3は9:30スタートで国.算.社.理.英 |
8月22日) 通常授業再開 |
通塾日や日程の連絡についてのルール
最近、連絡なく休んだり、時間を変更したりするケースが目立っています。通塾に関して、以下のことに気を付けるよう、お願いします。
- 基本の通塾日(曜日.時間)を決めて通う
- 特別な理由がない限り、決めた日に通塾する
→学校と部活の次は、塾(=勉強)を優先する - 授業の開始時間前に到着する
- お休みや時間変更の連絡は、前日までに行う
→授業終わりに次回予定を直接伝えてもOK - お休みや時間変更の連絡は、保護者さんから行う
→小.中学生は、生徒自身からの連絡を避ける - 部活終わりの時間調整は、特別な配慮
→途中入室/退室は静かに速やかに行う
→配慮の意味を考え、適切な行動を心がける
またこれから夏は水分補給が必要になりますが、授業の妨げにならないよう、飲食関係は節度をもってお願いします。
🐦 教室長松浦の”ボソッと” 🐦
定期テストが近づき、教室が本当に活気づいてきました。生徒それぞれ、良い点を取ろうという意地が感じられます。中2・中3は見ていて安心感がある生徒が増えているのですが、一番変化しているのが中1。つい先月までは部活でヘロヘロになっていて、何とか生活を回すのがやっとという雰囲気でしたが、今は違います。どんなに疲れていても、中2・中3と変わらずに集中してモクモクと勉強しています。頑張れ、みんな!
先月お伝えしたテニスの結果。2部リーグで私は2試合対戦したのですが、6-7・5-7の両試合とも1ブレイクダウンの惜敗…。今できることはやり切ったので、次は秋の団体戦に向けて課題をクリアせねば!と張り切っています。