4月道コン結果発表!
23年4月実施の道コン結果が出てきました。見事SS60のラインを突破した人を表彰させてもらいます。皆さん頑張りましたね!
- ESくん SS61.7
- OHくん SS69.1
- STくん SS67.8
- TKさん SS60.7
- NKくん SS62.6
- MAさん SS61.6
- TYくん SS61.4
- OOくん SS67.6
- OBくん SS66.8
傾向として、総合SSが高い人は”数学”の得点が高いです。入試でも同じで、得点の差が一番開きやすい教科が数学です。センスが必要な教科ではあるのですが、それ以上に大事なのが基礎学力です。
例えば計算なら、考えて解いているようではダメ。考えなくても手が動くレベルまで研ぎ澄ます。学校ワークや塾ワークなど、見たことある問題は3周以上くり返してパターンを頭に叩き込む。そこまでやって初めて数学は『SS60の壁』を超えられます。
もう一つ、総合点に安定感がある人は、英語が手堅く解けています。英語は暗記教科のような側面があって、【語彙力=覚えている英単語の量】と【基本文=教科書に出てくる文章】をしっかり積み重ねて覚えておけば、難易度に左右されず得点が取れる教科です。
ただこの英語、勉強を始めて得点にあらわれるまで時間がかかる教科でもあります。そのためテスト前だけ勉強しても効果が薄く、それよりも目の前の教科書に出てくる英単語や文章をコツコツ覚えるのが一番の近道です。また別の機会に紹介しますが、教科書のQRコードを読み込むとリスニングの音声が聞けるので、それを活用して耳から勉強する方法も効果があります。
新年度の定期テストに向けた勉強。
新しい年度が始まり間もないですが、中学生の皆さんは6月中旬に定期テストが実施されます。6月15日前後の実施が一般的ですが、北辰中は21日と遅めの日程だったのがいつもと違うところです。
さて、今回の定期テストは1年で最も得点が取りやすいテストになる場合が多いです。数学が計算中心の出題となるからです。
教室では個別に【定期テストの予想範囲】と【テスト3週間前の範囲完成スケジュール】について話していますが、大事なのは予習ペースを作ることです。中体連と重なり部活が忙しい時期となりますが、4〜5月で3週間先取りが進められたら、理想的な状態でテスト前を迎えることができます。
皆さんにオススメしたいのが、勉強しにくいものをなるべく塾でやる方法です。一般的には、自分で予習を進めにくい数学・英語を塾プリントで先へ進めることが、最優先になります。理科・社会・国語は家でも塾ワーク(iワークやシリウス)が進めやすい教科です。それを前提として、自分の得意・不得意に合わせて内容を調整しましょう。
★新中3の人へ。
いよいよ受験学年です。7月あたりから部活が落ち着くので、そこから本格的に受験勉強が始まり、8月の道コンが「本気の志望校判定、第1回目」となります。
そこから逆算すると、6月の定期テストで中3の暫定の内申ランクが出て、それが大きく志望校判定に影響することになります。だから受験学年を占う意味でも、4. 5. 6月の勉強がとても大事なのです。
定期テストは「合計で〇〇点超える」という目標も良いのですが、「数学で85点以上取って5を取る」といったように、成績を上げるための目標点を考えるのも重要です。だいたい2つ〜3つ成績が上がってランクが1つ上がることが多いので、きちんと学習点を計算して、どの教科で何点取るのか決めておきましょう。
★新中2の人へ。
ハッキリ言うと、中1で学校生活にも慣れて、高校受験まで時間があるように感じるので、気持ちの上で油断することが多い学年です。中だるみ、などと言われます。
ただ覚えておいてほしいのが、北海道の高校入試は中1の成績×2・中2の成績×2・中3の成績×3の合計で内申ランクが決まるので、中2の成績がパッとしないと後々の入試まで影響が残るという事実です。
避けたいのは、中3になってから詳細にランクを計算して「オール5を取ってもランクが2つしか上がらない」と、志望校を下げざるをえないパターンです。
中1が「どこに向かおうか」と地図を眺める時期だとしたら、中2は目的地を決めて「どうやったらたどり着けるのか」と具体的に考え、行動し始める時期。中1で得た経験を活かして、6月定期テストで現時点のベストを尽くしましょう。
★新中1の人へ。
中学校生活に慣れてきた頃でしょうか。これから5月に入ると、部活が本格的に始まります。そこで最初の壁となる「時間がない」「体力が続かない」という問題にぶつかる人が多いので注意しましょう。
まだ定期テストのことがイメージしにくいと思うので、【定期テスト予想範囲】を目安にしながら、いつまでに・どこまで進めれば良いのかペースを意識することが大事です。
皆さんには予習ペースでスケジュールを伝えていますが、家庭学習で順調に進められればそれでOK。予定より遅れてしまいそうなら、早めに自習で残ってやっていったり、通い放題で塾の学習時間を増やすのがオススメです。特に、家に帰ったら疲れて勉強に手がつかない人や、寝てしまう人ほどそうしましょう。
覚えておいてほしいのが『中学校でテスト範囲が配られるテスト2週間前の時点で、勝負の80%は決まっている』ということです。復習の量=テストの得点なので、その頃に復習の態勢に入っていなければ、思ったような得点は取れません。逆に言えば、態勢を整えてテスト範囲を3〜4周すれば、誰でも高得点が狙えます。4月・5月の取り組みに力を入れましょう!
小学生の勉強のくふう。
今年度から小学生は【進度管理表】を活用して塾ワークの進み具合を共有する形にしました。これにより「荷物が重くてワークを持って来れない」という問題が解決できるので、勉強の状況がチェックしやすくなります。
塾ワークの種類は【小学生ワーク】という、教科書完全準拠の問題集に切り替えています。これによって、学校の進みと塾ワークの進みが比べやすくなるので、家で何を勉強して良いかわかりやすくなります。
学習量ですが【学年×15分】が目標です。この学習量を超えられたら、中学校に進んでも通用するだけの学力が身につきます。家庭学習を進める時の目安にしてください。具体的には【小6:90分/小5:75分/小4:60分/小3:45分/小2:30分/小1:15分】です。
★新小5・6の人へ。
教科数が算国理社英の5教科なので、塾ワークも5冊となり、求められる勉強量が増えます。
特に算数が難しくなるので、塾プリントが学校の授業よりも遅れてしまう場合、【週1回→週2回】に塾の回数を増やしましょう。塾で一緒に勉強をしておくと、家でも勉強がしやすくなります。
★新小4・3の人へ。
集中力がついてくる学年なので、自信がついたタイミングで1回の授業を【40分→80分】に増やしましょう。
高校生の塾プリント、その後。
高校生は塾プリントが導入されましたが、早速活用している人が増えてきました。
例えば受験学年であれば、受験する教科を単元ごとにまとめて復習しています。高2だったら定期テストに向けて、学校の勉強をした後の問題演習として取り組んでいます。
現役生は『学校の授業が第一』なので、教科書や付属の問題集を100%やり切るのが最優先です。それに加えて他の問題集をやるのは負担が大きくなるので、塾プリントの勉強を合間に差し込んで演習量を増やしたり、勉強の目先を変えたりするのが効果的です。
あとはこれから先、数検の上の級を勉強するタイミングで、小学生や中学生が高校数学を勉強するのも面白い活用だと思います。興味がある人は、チャレンジしてみましょう!
GW休講。
4月29日(土)の祝日のみ、振替対応となっております。5月1日(月)~6日(土)は年間42週の割り当てから外しておりますので、振替はありません。
🐦 教室長松浦の”ボソッと” 🐦
▼黄砂。チャリ通勤の私は自転車に砂が、靴に砂が、アウターに砂がビッシリとついて。行く先々に停まってる車も真っ黄色でしたし、洗車場には長蛇の列。黄砂ってこんなに厄介なものだったとは…。▼新中1の制服姿。特に男子が大きめサイズを用意するのでブカブカでほほえましい感じに。かと思いきや、半年~1年後には普通に身長が抜かされますからね…。時代の波。▼ChatGPT、使いましたか。世界が変わる。私の今の流行りは〇〇の口調シリーズ。「織田信長を説明して。ただし口調はスギちゃんで。200字以内。」「スギちゃんだぜ。織田信長について説明するぜ~。」ひとりで爆笑しつつ、現場にも活用できないか、試行錯誤を続けています。