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コーチ通信【22年1月20日号】冬期講習会をやり切った!

冬期講習会をやり切った!

冬期講習会全日程が、1月15日で終了しました。冬休みが短いので、とにかくタイトなスケジュールでしたが、皆さんお疲れさまでした!

今回の講習会から『カミングウィンターが終わった人から道コン過去問を渡す』といったようにして、また道コン過去問も早く解き終わった人から他の年度を渡すようにしたので、その人の頑張りによって進度に差がつくようになりました。

その結果どうなったかというと、予定通り冬期講習会の前にカミングを完成させた人は、道コン本番までに2周・3周と復習まで手が回り、過去問も3年分・4年分と多くの年度を解くことが出来ました

一方で、冬期講習会に入った段階でカミングが残っていた人は、その後も完成させるのに必死となり過去問に入れず、そのままズルズルと見直しも不十分なまま道コン本番を迎えていました。

次の道コンSS速報の話にもつながるのですが、やり切った人は道コン本番のマルバツをつけていると「おぉ、書けるところが増えているな!」とオーラを感じるのですが、そうでない人の答案からは、何も感じません。

非常に残念に思うのが、その人の持っている先天的な能力ではなく、今すぐやるのか、先延ばしにするのか、それで結果が変わっているということです。

教科知識をつけることよりも、この先延ばしグセを直すことの方が大事です。目の前の2月定期テストや、4月道コンを目標とした春期講習会が、次のチャンスです。結果から学び、前向きな行動ができるように、意識を切り替えていきましょう!

道コンSS速報。

道コン事務局から、1月10.11日実施の中学生の道コンの速報が出ていたので、その結果を紹介しておきます。

道コンのデータが届くまでもう少し時間がかかるので、自分の得点とSS(偏差値)を見比べて、今回の結果がどのような評価となるのか、確かめておきましょう。ちなみにSS50が平均点です。

中3

科目平均点難易度SS40SS50SS60
69.9★☆☆☆☆547086
46.4★★★★★314662
53.2★★★★☆335374
50.3★★★★☆305070
55.8★★★☆☆335679
5科275.9★★★☆☆192276360

中2

科目平均点難易度SS40SS50SS60
62.5★★★☆☆456380
52.7★★★☆☆305376
54.7★★★★☆325577
50.8★★★★☆305171
52.6★★★★☆315375
5科273.5★★★★☆180274368

中1

科目平均難易度SS40SS50SS60
69.8★☆☆☆☆517089
50.7★★★★☆315171
65.0★★☆☆☆426588
58.8★★★☆☆365982
68.0★☆☆☆☆456891
合計312.6★★☆☆☆217313409

※最新データは道コン事務局からどうぞ

道コンデータ・入試関連,道コンデータ| 北海道学力コンクール
北海道学力コンクールを主催する株式会社進学舎のWebサイトです。道コンデータ・入試関連,道コンデータ

最低限目指したいのがSS50のラインです。このラインを下回ると、受験できる公立高校の幅が限りなく少なくなります。そして、SS60が突破できると【東西南北・旭丘・国際・月寒】といった上位進学校が受験できるので、そこを目指してがんばりましょう!(小学生のSSも、同じ基準です)

ちなみに、定期テスト400点=道コンSS60のラインがだいたい一致してくるのですが、中には「定期テストの得点に比べて、道コンSSが低い」という人もいると思います。道コンSSが低い人は【短い範囲をまとめて勉強するのが得意】でも、【広い範囲を計画的に勉強するのが苦手】という傾向が強いです。

中1の内はまだ良いのですが、中2になると出題範囲は1年以上となり、最終的に中3で3年間全範囲から出題されるようになります。定期テスト対策とは質が全く異なるので、試験範囲がまだ短い低学年の内から、講習会を活用して正しい勉強方法を身につけておきましょう。

2月定期テストに向けて

講習会が明けて、中3は新学期開始と共に定期テストだったですが、中1.2は定期テストまで1ヶ月となりました。

北大コーチでは【3週先取り・3回くり返し】をスローガンに学習計画を立てているのですが、前々から伝えている通り、冬休みが明けて1週間で定期テストの範囲が完成できれば、それが体現できます。定期テストまで、丸々3週間復習に専念できるようになります。

塾プリントの進みに関してはそれなりに形になっている人が多いので、iワークの進みと学校ワークの進みに要注意です。「冬休みは道コン対策と学校の宿題で頭が一杯だった…」という人もいると思うので、塾の方でも全員の進みをチェックし、これからの勉強の進め方を個別にアドバイスしていきます。

「もうテスト直前だ!」という意識で、気持ちを切り替えていきましょう!

定期テストまでの学習進度のイメージ

1月17日〜23日4週間前テスト範囲の完成
1月24日〜30日3週間前テスト範囲の復習1周目
1月31日〜2月6日2週間前    〃   2周目
2月7日〜13日ラスト1週間    〃   3周目
2月14.15日定期テスト本番!

小学生の先取り。

小学生ですが、「今の学年のほーぷが終わったよ!」という人が増えてきました。冬期講習会の時もカミングウィンターをしっかり完成させる人が多かったので、頼もしい限りです。【先延ばしにせず、できることをその日の内にやる】というのは、小学生の内に身につけてほしい学習姿勢ランキング、堂々の第1位ですから、皆さんの成長をヒシヒシと感じています!

今の学年のほーぷが終わった人は、次の学年のほーぷを用意しても良い時期になりました。3〜4月に渡す予定のものを前倒しで渡すことができるので、希望する人は申し出てくださいね。もちろん、進みを見てこちらからも声をかけます。

ちなみに小6の人は中学生になるので、中学生用のテキスト”iワーク”を渡すことになります。特に数学・英語が難しくなるので、事前準備をしっかりと進めたいですね。頑張りましょう!

コロナ禍で求められる勉強。

オミクロン株が広まり、またコロナの感染状況が思わしくない状態となってしまいました。こと勉強に関しては「まとめて勉強する」のが通用しなくなってきたと感じています。

というのも、いくら細心の注意で感染対策を行ったとしても、いつ・どこで・誰が感染してもおかしくない状況です。直前にまとめて勉強しようと思ってもそう出来ない可能性があるため、以前にも増して事前準備を重ね、何があってもリカバリーできる状態を作るのがベストといえるでしょう。

例えば、定期テストの2週間前からスパートをかけて毎日4時間勉強するのなら、倍の4週間前から毎日2時間勉強する方が、万が一のことがあっても修正できます。必ずスケジュールには、余裕を持たせます。

後々のことでいえば、大学受験の仕方が変化することも考えられます。

以前、北海道科学大学の山下教頭先生とお会いした時には「一般入試ではなく、AO入試や推薦入試での受験が増えている」とお話しがありました。コロナによるリスクを避けての行動です。

「本来であれば本州の大学を受けるところを、道内の大学を受験する」など、今後は倍率が変動することも考えられます。

高3になってから受験勉強をしても遅い(浪人することになる)ということは何度かお伝えしていますが、コロナ禍においては、より一層それが当てはまるように思います。高1から評定平均(中学校でいうところのランク)を上げておくなど、早めに将来の見通しを立てながら備えるのが、これから数年は強く求められそうです。

決して悲観するのではなく、今できることを積み重ねていきましょう!

教室から感染対策のお願い

■入室前に、アルコール消毒 or 手洗いをする
■教室にいる間は、不織布マスクの着用を徹底
■教室内での飲食は出来るだけ控える
■部活後などでお腹が持たない時は、軽食を選び、黙食
 (軽食=カロリーメイト・おにぎり・パン等、すぐに食べ終わるもの)
■入室後は、手洗い以外の出入りは避ける

受験や定期テストを控えています。いま一度、感染対策の徹底にご協力ください。

今月のボソッと│教室長 松浦

冬休みが短くスケジュールが詰まっていたので、どうも年が明けた実感が薄いのですが、もう1月ですね。定期テストまで1ヶ月、公立高校の受験まで1ヶ月半。実に早く感じます。

遅ればせながら、この間の日曜日に初詣に行ってきたのですが、何年かぶりに【大吉】を引きました!なにかと暗いニュースが多いように感じるこの頃ですが、みんなに大吉パワーを注入して乗り越えたいと思っています。明るい未来を、自分の手で引き寄せましょう!

塾の日々
個別指導北大コーチ