定期テスト対策、真っ只中。
次の定期テストは、美香保中で10月27日、北辰中で11月5日です。このコーチ通信がご家庭に届くのは20日頃なので、テストまで1ヶ月ちょっとのタイミングですね。
前々からお伝えしている通り、理想的な勉強ペースは『3週間先取り・3周くり返し』です。そう考えると、美香保中の人はあと2週間、北辰中の人はあと3週間で予想試験範囲を完成させる手応えが感じられないと、黄信号です。
多くの人が「学校でテスト範囲が配られる2週間前から勉強を始める」と勘違いしていますが、大事なのはテスト3週間前をどう迎えるかです。3週間前を迎える段階で試験範囲の勉強が一通り終わっていなければ、くり返し勉強が出来ない=得点が取れません。
つまり、差がつくのはテスト直前ではなく、目の前の2〜3週間でどれだけのことが出来るかにかかっています。
それがわかっているので、ここ最近細かくiワークの進度をチェックするようにしていますが、早くも予習ペースに差がついて来ています。
ある人は、決めたペース以上に進め、言われなくても自分から「やりました!」とノートを見せてきます。一方で、「次回はノートを持ってきてね」と伝えても「忘れました…」というのが続いて、タイムリーに正確な進度がつかめない人もいます。どちらが結果につながるかは、明らかですよね。
この先延ばしグセは、明日やろう、明日やろうと思っている内にやることが溜まってしまう、やっかいな癖です。そしてやることが溜まってしまうと「こんなにやることがあるのか…出来っこないよ…」と、諦めにつながってしまいます。
始まりました、通い放題!
やっかいな先延ばしグセですが、解決する方法があります。実にシンプルで【考えるよりも行動してみる】、それだけです。そして「なかなか行動できない…」という人にオススメなのが、10月から始まる通い放題です。
勉強のやり方がわからなくて家で勉強できないという人は、先生が横にいればすぐに質問できるので、勉強がはかどるようになります。親に「勉強しなさい!」といつも言われている人は、教室に来るだけで自動的に勉強が始まります。ついスマホをいじってしまう人は、スマホを使わない環境に身をおくのが近道です。
このように、考えてばかりで行動に移せない人は、家庭学習を塾での学習に置きかえるだけで、多くの問題が解決できます。私は北大コーチを、家・学校に続く『自分らしく勉強出来る、サードプレイス(3番目の場所)』だと考えています。もっと身近に、もっと気軽に教室を利用してもらえたら嬉しいです。
中3は毎週、ABC対策。
中3は毎週土曜日を利用して、学力テストABCに向けた模試や、対策講習を受けています。その際に触れたのですが、今年から入試の内容が一新されるので、おさえておきましょう。
今年度(2022年3月)から | 今まで | |
標準 /裁量 | 全ての生徒が同一の問題を解答 | 高校により 標準/裁量に問題がわかれる |
得点 | 各教科100点 (計500点満点) | 各教科60点 (計300点満点) |
解答時間 | 各教科50分 | 各教科45分 |
英語 リスニング | 配点は全体の30~35% 問題により英文が1回しか読まれない | 配点は全体の25% 英文が読まれる回数は2回 |
解答用紙 | A3判 | B4判 |
実技など | 各高校の裁量で 面接・実技を実施 | 各高校の裁量で 面接・実技・作文を実施 |
一番影響が大きいのが『英語リスニング』のように感じます。模試の結果を見ていても、例年以上に失点率が高く、配点が増えただけではなく、内容も難しくなっています。新しい英語の教科書にはリスニングのQRコードが掲載されているので、中3のみならず、中1・2からシャドーイング(耳で聞いて発音しながら読む)をコツコツ進めておくのがオススメです。
ちなみにこのような新傾向は、今年実施の道コンにしっかり反映されているのですが、学力テストABCには、なぜか反映されません。(実は毎年恒例のことなのですが…)
そのため中3は、定期テストの勉強を進めつつ、学力テストに合わせて受験対策を進めて、またその後は新しい入試の形式に合わせて修正して…と、状況に応じて勉強の内容を工夫する必要があります。土曜日の対策を使って、うまく流れを整えていきましょう!
ほーぷが完成する小学生たち。
毎月コーチチャレンジを進めていますが、今年度が始まって6ヶ月。今月は見事OSくん・KSさんが今の学年のほーぷ(ブック/ドリル/テストの3冊セット)を完成させました。二人とも、安定して良いペースで解き進めていましたからね…よく頑張った!
というわけで、他にもほーぷが完成間近な人が増えてきたので、終わった後の家庭学習テキストについてお伝えしておきます。
まず、今の学年の勉強がラクラク解けて、なおかつ好奇心旺盛な人は【次の学年のほーぷ】がオススメです。小4なら小5、小5なら小6。小6なら中学生の【iワーク】に入ってもOKです。受験が迫っているのでなければ、興味関心があることに取りかかる方がモチベーションが上がります。
ただ、今の学年が始まってまだ半年なので、無理に先を急ぐ必要はありません。「学校で習っていない単元の理解が浅い」「今の学年の勉強をカンペキにしたい!」という人は、同じ学年の、違った種類のテキストを用意するのがオススメ。【ピラミッド】【新中問題集】など、難易度やバリエーションがあるので、自分にピッタリのテキストを一緒に決めましょう。
小6の人には【小学ビルダー】という、小5.6の内容がまとまった中学受験用のテキストもオススメです。受験用といっても基礎重視・バランス型の作りで、中学受験のみならず、進学の準備に最適なテキスト。「中学の予習はちょっと早いかな」という人は、ぜひビルダーにチャレンジしてみましょう!
そうそう、8月道コンではダブルOHくんがそれぞれ、2教科で全道10位・5教科で全道15位を達成しました。当然この二人は、ほーぷのその先まで進んでいます。才能だけではなく、積み重ねてきた勉強量が人並み以上。これからの快進撃も楽しみです!
ZOOM授業で休校に対応。
依然として緊急事態宣言が続き、ワクチン接種が進むものの油断ができない状況が続いています。陽性者が出て学級閉鎖となる小学校が、これから増えてくる可能性もあります。
もしそのような状況になっても、安心してください。原則として、学校がお休みの間は塾もお休みでお願いしたいのですが、その間もオンライン授業の体制を整え、変わらず塾をご利用いただくことができます。
<ZOOMオンライン授業の流れ>
(1)塾プリントの用意 |
教室にて、学校や塾に通えない間のプリントを印刷して手渡します。 ※メールで問題を送ることも出来ます |
(2)オンライン授業 | 塾の授業時間に合わせて、ZOOM授業に参加します。その日に勉強する内容を確認してスタート、随時、質問もOK。 |
(3)LINEにて質問 | 授業外でも、LINEにて質問を受け付け。不安なことがあれば何でも対応します。 |
今月のボソッと│教室長 松浦
コロナワクチン、2回目を接種してきました。ウワサ通り、2日目はまったく動けなくなり。それでも副反応があるのは若い証拠らしいので、喜ぶことにします(笑)。
そしてこれで、定期テスト対策にも受験対策にも専念することができます!通い放題が9月から先行実施となり、毎日のように自習に来る生徒も増えました。日に日に受験生らしい顔つきになってきた、中3生たち。勉強量を結果につなげてあげたい…!