小学生のおきべん。

小学生は毎週末、
次の週の時間割をもらってくる。

そこには各教科ごとの学習予定が書かれていて、
ご丁寧にテストの実施日や、
試験内容まで書かれていることが多い。

親としてみれば、本当にありがたい。

　

ところがだ。

　

おきべん
が認められている小学校が、
いま増えている。
教科書などを学校に置いて行って良いという、
高校でよくある制度だ。

小学校でそれが認められるようになったのは、
ノートPCを持ち運ぶことが増えるなどして、
カバンが重くなったことへの配慮だ。

その結果として、

テスト範囲がわかっていても
教科書を学校に置いてきてしまい
勉強できない問題

が続発しているのだ。

　

つい3週間前、
うちの娘（小3）がそれをやってしまった。

「テストがあったら
　教科書持って帰っておいでよ。」

諭す私。

　

そして昨日の塾での話し。
ある塾生（小3）が

「来週テストあるから理科の勉強したい！」

「エライ、考えているね。
　教科書のどこのページが範囲なの？」

「あっ…。
　おきべんしてきた…。」

　

そして今朝。

金曜の夜に来週の予定を確認している私は、
土曜の朝にテストのことを聞くのだが…。

「おはよう、
　来週理科のテストあるね。」

「あっっ、おきべんしてきた」

　

…またかい！

　

これが勉強の第一歩だと
根負けしないことを心に誓った。