暑い日が続きますが、
せめて秋らしく。
教室長松浦が徒然なるまま塾の日常を書き綴る、
「ボソッと」のアイキャッチ画像を秋仕様に変えました。
気持ちは、秋。
というわけで、
ここ最近、毎日面談が続いています。
日中は保護者面談ですが、
夕方からは時間を見つけては、生徒と個人面談。
今年の中学生は、ちょっと大変です。
定期テストが7月にずれ込み、
学校がある中での夏期講習会→道コン。
夏休みがないに等しい中、
明けたら定期テストまでわずか2ヶ月。
中3は受験勉強に取り組みたいところですが、
部活の引退も延び延びです。
例年なら、
気持ちや時間的に切り替えるタイミングがやって来るのですが、
今年はそうもいきません。
あれよ、あれよと次の予定が差し迫ってきます。
そこで私たち大人が考えなければいけないのが、
大人と子どもの時間間隔の差です。
大人は時間が早く過ぎるように感じるのに対し、
子どもはゆっくり時間が過ぎるように感じています。
それを、
ジャネーの法則と呼びます。
面談をしていて感じるのが、
大人は結果をすぐに求めるのに対し、
子どもはあせっていないことが多い。
という現実です。
大人は「もうこれしか時間がない」と考えても、
子どもは「まだこれだけ時間がある」と考えがち。
その差を考慮して、話を伝える必要があります。
私は思春期の子と話す時、
感情ではなく、数字で話す。
ということを心がけています。
現状、何点なのか。
どういう勉強をしているのか。
自分は何点取りたいのか。
それには何が不足しているのか。
押し付けずに、
淡々と思っていることを聞きます。
そして、
今のまま勉強したらどういう未来が待っているのか。
やり方を変えたら、どういう未来をつかみ取れるのか。
それを踏まえて、どうしたいのか。
あくまでも、選ぶのは自分。
力は惜しまずに貸します。
なにせ、
子どもは大人に比べて時間の流れがゆっくりです。
ここまで伝えて、
ようやく「あせっている大人の感覚」が、
ちょっとわかってもらえます。
強調します、
あくまでも、ちょっとですよ。
私はここらへんの感覚の違いがわかっているので、
「勉強しなさい!」と言って通じないのも、
妙に納得しながら両者と接しています。
ご参考までに。
というわけで、
最近、会話しすぎて喉がカラカラです。
何とか黄金の液体で喉を癒やしながら、
今日中にブログを書くことが出来ました(笑)。
では明日も、教室でお待ちしております!