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6月定期テスト/虎の巻 2021年度版

皆さん、新学期を迎えましたね。同時に、6月実施の定期テストに向けた戦いの日々が始まりました。早速ですが、配布した【iワークの進度と学習スケジュール】の進度をよく意識して、行動に移しましょう。大事なのは、テスト3週間前の迎え方です。

iワークの進め方

  1. 5教科5冊、教科を分けてノートに解く。
    (解く際は、日付・単元名・ページをお忘れなく)
  2. iワーク1〜2p分を解く。
    (確認問題/基本問題/標準問題など、種類ごとに固めて解く)
  3. マルバツをつける。
    (②で進んだ1〜2pごとにつける)
  4. バツの問題は、iワークの通し番号に×印をつける。
  5. 解答・解説を読んだり、教科書で調べたりし、理解を深める。
    ノートに正しい答えを赤ペンで書き込む。調べたことをまとめておく。
  6. 次へ進む。解き直してみてもOK。

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  • 【次回】翌日など、次に勉強する時に×印の問題を解き直す。
  • 【テスト前】復習する時は、×印の問題中心でOK。

後からまとめてマルバツをつけるなんて、意味のないことはしないこと。マルバツもつけずに【確認問題を解く→基本問題を解く→標準問題を解く…】なんて続けていても、何も出来るようになりません。×印の問題を見直して○印に変えることが、頭が良くなる(得点が上がる)ってことです。

同じく、全部の問題を調べて解いたり、答えを丸写しして解いた気になっても、力はつきません。「わからないから先に答えを確認する」のは良い勉強法の一つですが、その後には必ず「自分の力で再現できるが試してみる」ことが必要です。

基本的には、【確認問題を解いて○×→基本問題を解いて○×→標準問題を解いて○×…】というのがやりやすいと思います。だいたい片面1pか見開き1pごとにマルバツをつける感覚ですね。クセづけしておきましょう。

学校の3週間先取りを目指して勉強する

目標は、学校の3週間先取りで勉強することです。つまり、定期テスト実施日の3週間前には予想するテスト範囲の勉強が完成している状態ということです。

<6月定期テストまでのスケジュール>

3週間先取りを実現するためには、まず『数学・英語を塾プリントで先取り』で進めましょう。進めるペースは【iワークの進度と学習スケジュール】を参考にします。

数学・英語は初見で理解するのが難しい教科なので、優先して塾プリントに取り組んで理解を深めてから、iワークで演習を重ねるというのが基本です。理科・社会・国語に関しては、先にiワークを解いても進められるので、塾プリントは後回しでOKです。

テスト勉強というと、「テスト範囲が配られる2週間前からスタート」と勘違いしている人が多いのですが、実は、テスト範囲が配られる時点で勝負が決まっています。差がつくのは、テスト3週間前の迎え方です。今から地道に準備を重ねましょう。

ラスト3週間で、範囲を3回くり返し勉強

3週間先取りで試験範囲が完成できれば、定期テスト実施日の3週間前からテスト勉強が始められます。テスト勉強とは復習をくり返すことで、【復習の量=得点】だと断言できます。400点以上を本気で狙う人は、テスト範囲を3周以上くり返して勉強しましょう。

この時に解く問題は、1周目で間違えた×印の問題が中心です。効率よく復習に取りかかるためにも、問題集の通し番号に×印をつけておくことを忘れないでください。

良い結果を残す人ほど「決めた問題集をくり返して完璧に仕上げる」「決めたものを仕上げてから次のものに取りかかる」「基本である学校の教科書・ワーク・ノートを大事にする」という傾向があります。

逆に、結果を残せない人ほど「問題集を1周しか解かずに終わる」「いろいろな問題集に手をつける」「難しい問題ばかりこだわる」という傾向があります。ぜひ皆さんには、結果を残す人の行動を実践してほしいと思います。

テストが近づくと「塾の回数を増やしたい」という相談が増えるのですが、勉強の進みが心配なら、上で述べたように「今から塾の回数を増やして、テスト3週間前を最高の状態で迎える」方が効果的です。準備が大事、困る前に手を打つのが定石!

これから塾をどうしようか考えている、という人も同じです。「勉強を頑張りたい!」と思っているなら、今から動いた方が結果につながりやすいです。

iワークの進度と学習スケジュール

6月の定期試験範囲を予想して作成しました。書いてあるiワークのページを、スケジュールに遅れることなく解けたら、定期試験まで3週間を残して範囲1周が完成します。

ちなみに印刷したものは、教室で順次渡します。
みんなで完成目指して頑張りましょう!


中3のUSくんは、早速4月から週4回に増やして、今度はテストを迎えるもっと前から頑張ろうと前向きな姿勢です。新中1の生徒たちも、始めから週3〜5回でスタートする人が多く、早い時期に中学生らしい勉強ペースが作れそうです。

「4月の行動で、結果がある程度予想できる」と思っています。最高のスタートダッシュを切れるよう、一緒に頑張りましょう!

<合わせて読んでほしい記事のご紹介!>

前回の定期テスト前の記事です。
「エビングハウスの忘却曲線」「量質転化」について触れています。
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新中1の皆さんに向けて、
小学校と中学校のテストの違いをまとめています。
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