講習会13日目です。
羽アリ対策の効果で、
平穏な教室が戻ってきました。
今日は道コン直前なので、
解く時はココを気をつけよう、
北海道学力コンクール。
というテーマで、ブログを書こうと思います!
時間配分
試験時間は、
小学生が30分、中1.2が40分、中3が45分です。
特に気をつけてほしいのが、
国語・数学(算数)・英語の3教科。
この3教科がどうしても時間が足りなくなりがちなので、
解く際は時間配分に注意してください。
国語は、記述問題に時間がかかりそうなら、後回しにすること。
「60字以内でまとめなさい」というような問題ですね。
記号で答える問題や書き抜いて答える問題を先に解いて、
残った時間で挑む方が良いと思います。
数学は、難しい問題で立ち止まらないこと。
計算や基礎問題など、悩まずに手が進む問題を最後までやり切る。
その後に、飛ばした問題にしっかり時間を使います。
体感的には、1分くらい考えて発想が生まれないなら、飛ばしてOK。
英語は、長文でわからない単語が出てきても立ち止まらない。
どうしても教科書と違う文章なので、
知らない単語や読めない文章が出てきます。
「だいたいこんな意味かな…!」と推測しておいて、
それで解ける問題に優先して取りかかります。
見直しの時間を確保する
ラスト5分あたりで、見直しに移ります。
自信のある問題は、
確実に点を取りにいきましょう。
難しい問題が解けるよりも、得点を伸ばすのに大事なことです。
以下、見直しの時に注意して確認してほしい、
「わかっているけどミスする」例をいくつかあげておきます。
【国語】
- 漢字のクセ字、略字、続け字(一画ずつハッキリ書く)
- 書き抜いて答える時の誤字(写し間違え)
- 文字数は8割を超える(60字以内なら、48文字以上)
【数学】
- 計算ミス(+/−の符号処理)
- 6と0、aと9などの、写し間違いや読み間違い
- 出来るところまで計算して答えを書いているか
- 作図に使ったコンパスや定規の線は明確か
- 証明の書き間違えはないか(△ABCを△ABDと書く等)
【社会・理科】
- 漢字間違い(大化の改新→改進と書いてしまう等)
- 記号で聞かれたら、記号で答える(語句で答えない)
- 自信のある選択問題を選べているか(全問題に目を通す)
- 単位間違いをしていないか(mのところをcmで答える等)
【英語】
- 大文字/小文字の書き分け
- 文末の、”.”や”?”のつけ忘れがないか
- スペルミスがないか(guitar → guiter と書いていないか)
- 冠詞の”a/an”や”the”、複数形の”-s”をつけ忘れていないか
- 三単現の”s”や、過去形、to不定詞の動詞の使い分け
難しい問題は開き直る
解答中に難しい問題が出てきた時に、
「まずい、どうしよう…!」
と焦ってしまう人がいます。
そんな時は、
「どうせみんなも解けない、無視!」
と開き直ってしまいます。
そして、
「出来る問題だけ、しっかりやろう。」
と考えることです。
そして休み時間はクヨクヨしない。
周りの人と「どうだった?」と話さない。
さっさと次の教科の問題集でも開いて、
頭を切り替えておきましょう。
難しい問題を振り返るのは、全教科が終わってから。
試験を受けている最中に考えることではありませんよ。
道コンの意味合い
一番大切なのは、
自分の実力を正確に知ることです。
志望校の合格判定を伸ばすためには、何点伸ばせばよいのか。
そのためには、どの教科のどの単元を攻略しなければならないのか。
攻略するためには、どのくらい時間をかける必要があるのか。
これからの勉強の方針を決めるために活用します。
まわりの人と点数を比べることに、あまり意味はありません。
向き合うのは、目標点(道コンSS)と自分自身です。
そして道コンは、
実戦慣れをするための大事な訓練の場です。
道コンは、北海道の公立高校入試を分析して作った模試です。
受験して、見直して、解き直して。
しっかり入試本番に向け、経験値をためましょう。
通常授業が始まったら、道コン解き直しをします
8月18日の週から通常授業に戻りますが、
8月下旬〜9月上旬あたりで、
道コン解き直しをします。
※実施日はデータが届いてから決めます。
塾の授業の中で今回と同じ問題を解いて、
見直し後の成長度合いを計ります。
道コン本番が終わったらやることを、
まとめておきます。
- 問題や模範解答などをまとめて保管しておく
(解き直しの際に持ってきてもらいます) - 模範解答を使って自己採点する
(データが戻ったら、見比べます) - 間違えた問題を見直します
(得点できそうな問題に力を入れる) - 解き直しで、成長度合いをはかります
(見直したところが○になっているかチェック)
ここまでやればカンペキです。
模試の効果が何倍にもなります。
やりっ放しにせず、
喜んだり悔しがったりするだけで終わらせず、
成長の糧としましょう!
朝、卵焼きを作ろうとした時の話です。
冷蔵庫から2個卵を取り出しまして、
1個割ってボウルに入れまして。
ゴミ箱に殻を捨て、
そのあと何かの理由で片手がふさがってしまい。
「そうだ、ワンハンドで割ろう。」と、
もう片方の手で残り1個の卵を割りまして。
ドサッ………!
あろうことか、
ゴミ箱に卵を割っていたのです。
殻を捨てるつもりが、中身を捨てるという暴挙。
幸いも幸い、
袋を変えたばかりだったので、
卵は無駄になりませんでしたとさ。
おしまい。
いいですか、みんなにいつも言っていますよね。
2個も3個も同時に頭の中で計算するから、
ミスをするんだって。
すいません、反省します。
(老化とは言いたくない)
というわけで、
今日も1日ありがとうございました。
講習会の勉強パートは、明日・明後日で終わり。
明日も元気に、お待ちしております!