↓2019年度版も公開しました↓
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道コンや公立高校入試の目標点を決めるために、進学舎さん(道コン事務局)からの情報を参考にして、2018年3月に実施された公立高校入試の合格予想ボーダーラインをランキング形式で一覧にまとめました。ぜひ試験には、自分の目標点を強く意識して望みましょう。
また過去の受験関連の記事も参考にしていただければと思います。
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その他は、カテゴリ【勉強に役立つこと】からご覧ください。
([標準/裁量]で分かれていない共通の試験のため、問題が易しい)
・11月末の中3道コンからは[標準/裁量]で試験が分かれるため、表の得点で考えます
・表の最初の状態は、得点とランクの順に掲載しています
・表は検索から絞り込んだり、見出しから並び替えたりできます
裁量問題を採択した高校
人気校の倍率が高くなるのは毎年のことですが、今年、一番インパクトが強かったのが、平岸の1.8倍ですね。こちらは「ランクの割に得点が取れない」という人が、自信を持って受けられる高校を選んだ結果ではないかと思います。
また北高が1.2倍と落ち着いていたのは、数英の傾斜配点を嫌って、西・東に移った人が多かったのが要因ではないかと考えています。
これらの倍率の傾向は来年も続くと思われますので、人気校を狙う人は、一層の得点の余裕を持って受験できるよう、早くから準備することです。
高校名 | 倍率 | A | B | C | D | E | F | G | H | I | J |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
南 | 1.3 | 239 | 239 | 239 | 239 | ||||||
北 | 1.2 | 219 | 225 | 227 | 229 | ||||||
西 | 1.5 | 211 | 225 | 225 | 225 | ||||||
東 | 1.5 | 209 | 224 | 229 | 234 | ||||||
旭丘 | 1.5 | 194 | 214 | 214 | 214 | ||||||
国際情報 | 1.4 | 190 | 210 | 212 | 215 | ||||||
国際情報 国文 | 1.7 | 189 | 209 | 211 | 213 | ||||||
月寒 | 1.3 | 162 | 182 | 197 | 199 | ||||||
北広島 | 1.3 | 154 | 174 | 197 | 197 | ||||||
手稲 | 1.2 | 167 | 186 | 191 | 196 | ||||||
新川 | 1.4 | 163 | 183 | 189 | 194 | ||||||
清田 グローバル | 1.5 | 144 | 164 | 180 | 185 | ||||||
啓成 理数 | 1.6 | 143 | 163 | 193 | 223 | ||||||
国際情報 グロ | 1.2 | 142 | 162 | 168 | 171 | ||||||
藻岩 | 1.2 | 136 | 156 | 173 | 176 | ||||||
清田 | 1.2 | 128 | 148 | 167 | 172 | ||||||
国際情報 理数 | 1.6 | 146 | 166 | 168 | 170 | ||||||
北陵 | 1.2 | 144 | 164 | 169 | 174 | ||||||
平岸 | 1.7 | 142 | 162 | 170 | 175 | ||||||
大麻 | 1.1 | 118 | 138 | 160 | 162 | ||||||
啓成 | 1.1 | 116 | 136 | 150 | 152 | ||||||
平岸 デザイン | 1.4 | 108 | 128 | 158 | 188 | ||||||
稲雲 | 1.1 | 96 | 116 | 141 | 143 | ||||||
東陵 | 0.9 | 89 | 119 |
標準問題を採択した高校
石狩南・白石の2強体制は毎年のことで、定員割れする高校が決まっているのも、毎年のこと。ぜひ「消極的選択(入れる学校に入る)」ではなく「積極的選択(行きたい学校に行く!)」ができるようにしたいものです。
そのためには、ある程度のランクを取ることが必須。中1・中2の頃からコツコツと内申点を稼ぐことが大事ですね。中3になってからあせっても、出来ることが限られています。
高校名 | 倍率 | A | B | C | D | E | F | G | H | I | J |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
石狩南 | 1.3 | ||||||||||
白石 | 1.3 | 158 | 178 | 180 | 182 | ||||||
平岡 | 1.2 | 136 | 156 | 169 | 171 | ||||||
英藍 | 1.2 | 112 | 132 | 148 | 153 | ||||||
厚別 | 1.3 | 126 | 146 | 146 | 146 | ||||||
真栄 | 1.2 | 91 | 111 | 127 | 130 | ||||||
西陵 | 1.0 | ||||||||||
石狩翔陽 | 1.2 | ||||||||||
南陵 | 1.0 | 88 | 108 | ||||||||
丘珠 | 1.0 | 82 | |||||||||
あすかぜ | 0.9 | ||||||||||
白陵 | 0.9 | 85 | 105 | ||||||||
東豊 | 0.9 | 105 |
傾向や特徴
上位進学校ほど、ランクによってボーダーが変わらない
例えば南高の場合【A239→B239→C239→D239】と、ランクで得点に差がありません。これは、ランクの良い生徒が飽和状態のため、点数でのみ差がつくという状況を表しています。
中3になってからは、定期テスト対策よりも、受験対策に力を入れる方が重要といえます。
倍率が高いほど、ボーダーが高い
例えば、北・西・東の3校であれば北高が頭一つ抜けているのですが、今回の倍率は【北1.2:西1.5:東1.5】と、北高だけ倍率が低い状態でした。そのため、Bランクの得点を比べると3校の差がなくなっています。
(北:西:東)=B(225:225:224)
倍率が高い学校を志望する場合、得点に余裕をもって受験すべきです。
倍率の高い学校は、毎年決まっている
・雰囲気が明るい、楽しい
・交通の便が良い
こういった学校は、変動はあるものの毎年倍率が高めです。やはり、得点の余裕が必要ですね。
合否に裁量問題が影響するのは、最上位校のみ
裁量問題は、およそ50〜60点くらい出題されます。仮に裁量の配点が60点だとすれば、300点満点からそれを除くと、ノーミスで240点となります。上の表を見ると、その240点ラインにかかってくるのは、南高のみです。
裁量問題以外の240点の得点率の方が、実は重要なのです。
理科の難化傾向に注意
ここ数年は理科の出題が難しく、通常であれば50点を超えられる人も、40点超えがやっとというケースも。理科も裁量問題くらい難しいという認識で、点数を厳しく見た方が良いでしょう。
以上です。
目標点が勉強の張り合いになってくれれば、幸いです。
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